久々に書込みしてみました。
今回2%切り上げされた人民元についてです。
過去の日本の例では、ニクソン・ショックを機に、3年ほどで1ドル=360円から
1ドル=260円まで上昇しました。
歴史は繰り返すといいますが、もし仮に今回の発表で最大限の上昇を繰り返した場合、
3ヶ月で20%の切り上げもありえます。
国内に生産拠点を置いている製造メーカーなどは、価格競争力が高まるので
恩恵を受けるわけですが、中国本土に生産拠点をおいている製品は
つまりその価格が単純に20%上昇するということになります。
コンピュータ部品、衣料品など、made in China 製品が一気に価格上昇した場合
国内の消費は衰えてしまうのではないでしょうか。
2%の切り上げ幅では、メーカー努力によってコスト吸収できるとの各社発表ですが
当面予測の7~8%追加切り上げでは、価格転嫁にならざるおえません。
マクロ視点で見れば、物価下落に歯止めがかかるという良い面が見られるものの
消費者的立場では、今までの価格から短期間で製品価格が上がるとなると
単なる海の向こうの話ではなくなってくるわけです。
この発表をうけて、円も対ドルで上昇基調にありましたが、週末には111円台まで
下落してしまいました。
以前の「安い中国製品」というイメージが薄れる時、再び日本製品が市場に溢れる
未来が来るのでしょうか?
それとも単に国内消費が衰えて、世界から取り残された日本になってしまうのでしょうか?
中国の今後の動きが気になります。